【第178回】ずっと持ち続けたい「素直な心」・・の巻

今年も残り2か月を切りましたね。この間まで暑かったと思いきや、急激に寒くなってしまい、今年の秋の日は僅か21日間だったそうです。

寒くなってくると思い出すのが、幼少期に通っていた書道教室です。今から35年以上も前のことですので、当時は今ほど習い事のバリエーションもなく、私の周りでは「習字」「そろばん」「公文式」の3択でした。私はその中で習字を選んで通っていたのですが、通っていた書道教室は木造で本当にボロボロで先生も85才位のやせたおじいさん先生でした。しかし、そのおじいさん先生がとっても優しく、また地元でも有名な先生で、子供心にも素晴らしく美しいと思える文字を書いていました。

なぜか私は特に可愛がってもらっていたような記憶があります。地元で年に1回大きな習字大会があり私たちはそれを目標に日々練習していたのですが、小学3年生の時に私はその大会で金賞を受賞しました。その時書いたのが「素直な心」という字です。先生が翌年亡くなるまで一生懸命に教えてくれたこの言葉の大切さを胸に明日も素直な心で生きていきたいと思います。

未分類