先日、大学時代の先輩に連れられて、埼玉県は川口市のとあるお寿司屋さんへ行きました。
カウンター席に緊張して座りました。
握っている親方は年季の入っていそうな、いわゆる頑固親父タイプでした。
第一声が
「あんた、どっからきたんだい?」
「はい。今日は仕事を終え、千葉県の野田市から参りました。」
「あんた、出身は?」
「北海道です。」
この時点で「うわー。これはかなり緊張感のある食事会になりそうだ。大丈夫かなー。」と思いました。
ところがこの親方、カウンターの他の常連客に
「○○さん。この方野田市からいらしたって。あのゴルフコース良かったよねー。」とか
「△△さん。あんたも北海道出身だったよね。近いんじゃない?」とか。
必死で場を盛り上げてくれ、大変楽しいひとときを過ごさせていただきました。
聞けばこの方、その世界では大変有名な職人さんだそうです。
料理はもちろんのこと、一流の接客、一流のおもてなしの心に大変感動を受けました。
私も誰よりも患者様、スタッフの心のわかる院長になりたいです。