【第247回 】父の傘寿にとっておきのプレゼントを…の巻

先日、私の父が80歳の誕生日となりました。「傘寿」というみたいですね。父はお酒も煙草も縁がなく、オレンジジュースばかり飲んでいたので少々太ってはいたのですが、最近はお医者さんに指摘されダイエットもしてスリムになったため益々元気になりました(歯は昔からボロボロでよく治療に来ます)。この度母が音頭を取って、『父の傘寿を盛り上げよう』とのことで我々家族と親類も集めて簡単な誕生日会を開くことになりました。私も学生時代は散々迷惑をかけたし、44才の今も両親に対しては永遠の思春期のままです。しかし、この日ばかりは、何かプレゼントをとさんざん考えて『お誕生日新聞』というのを注文しました。父の生まれた80年前の新聞の一面とテレビ欄がファイルされており、それが10年おきにアルバムのように製本されて届きます。よーし、これは喜ぶぞ!と誕生日会の終盤に渡すと、父は「…。なんだこれ?あ、そう、ありがとな」と素っ気ない返事。それよりも長男(7才・小1)が3分くらいでササッと書いた『おじいちゃんの似顔絵』に大喜び。負けた…。次は88才の『米寿』目指して長生きしてください。

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