【第47回】「パパの顔は長い」は気のせいなのに…の巻

大学時代、私はラグビー部で主将を務めておりました。
弱小チームではありましたが、青春時代にラグビー部で過ごした経験は、何よりも得がたいものです。
苦楽を共にした仲間達は、一生の財産とも言えるでしょう。

ラグビー観戦は今でも大好きです。
その日も家でラグビー観戦を楽しんでいました。

隣で一緒に見ていた娘は、選手のアップを見て、
「パパに似てるね。」と言いました。

そうか、現役時代とはだいぶ体型は変わってしまったけれど、
娘にとっては筋肉ムキムキのたくましい男性に見えるんだな、
と満更でもない気分で二ヤリとしてしまいました。

その後も娘は、「パパに似てる」「あの人は似てない」と言い続けます。

しばらくして、ふと気付きました。
娘が私に似ているという選手達には何やら共通点があるような…。

一体何が似ているのか、娘に聞いてみました。すると、

「顔が長い。」

と言うではありませんか。
ガーン。

私はそんなに顔が長いのでしょうか…。

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