【第48回】バンソウコウはシールではない…の巻

3歳の娘は、歯磨きが苦手です。当然自分ではきれいに磨くことができないので、
私か妻が仕上げ磨きをするのですが、格闘の末、磨き終わった後は、毎日グッタリしてしまいます。

歯磨きを嫌がる娘に、「虫歯になるよ!!」と言うと、
「バンソウコウ貼るからいいもん。」と言われてしまいました。
実は私の娘は、大のバンソウコウ好きなのです。

何かにつけてバンソウコウを貼りたがります。
バンソウコウを見つけると、まるでシールを貼るようにペタペタとそこらじゅうに貼りまくって、
妻に叱られることもしばしばです。

ある日のことです。

幼稚園に娘を迎えに行くと、朝は貼ってなかったはずのバンソウコウが、両方のヒザに貼ってあります。
そして何故か満足そうな表情の娘。

先生が説明するには、ちょっと転んだだけで、かすり傷も何もできていないそうです。

しかし、「重傷なので、バンソウコウ貼らなければとても助からない」
と娘がしつこく言うので貼ってやったそうです。

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