【第87回】想い出のバレンタインデー「あ、あれれ」・・・の巻

私の青春の思い出、バレンタインデー編。

多感な中学時代、私のクラスには、陸上部のースで、とてもかわいいマドンナ的存在の女の子がいました。

サッカー部のキャプテンや、野球部のエースなど、スポーツ万能男子が、そのマドンナにアタックしていましたが、彼女は全く相手にせず、男子中学生にはまさに高嶺の花。卓球部の補欠だった私には、当然縁のない存在でした・・・。

さて、その年の 2月14日。チョコレートなど誰からももらえるはずのない私は、バレンタインデーなど無縁のものとして過ごしていました。

ところが放課後、人もまばらになった教室で、なんとマドンナに、「これあげる」とチョコレートを手渡されたのです。「ま、まじて!?」と天にも昇る気持ちでした。その日は一日ハッピーでウキウキ。「なかなか男を見る目があるな …」。やはり人間は見た目ではなく中身だと再認識したのです。しかし、何としたことでしょう。同じ卓球部の補欠のマルフジ君もマドンナにチョコレートをもらったことが発覚したのです。「あ、あれれ?」

その後の展開はホワイトデー編で・・・。

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