私の青春の思い出、ホワイトデー編。
多感な中学生時代、バレンタインデーにクラスのマドンナからチョコレートをもらった卓球部の補欠だった私。舞い上がったのも束の間、同じ卓球部の補欠だったマルフジ君も、マドンナからチョコレートをもらったことが所持していた紙袋から判明した。
マルフジ君はとても小柄で、ロッカーに隠れては人を驚かすという特技を持っており、明らかにオチャメな三枚目です。しかも、常にひょうひょうとしており、マドンナからチョコレートをもらったことを意識せず、何とも思っていない様子です。両思いかも・・・!!と意識しまくっている私とは対称的です。 2人の共通点が見つからず、とても複雑な気持ちです。
さらに、マドンナもチョコレートを渡しておきながら、今までと全く変わらない態度で (フン、それがどうしたの )的なたたずまいです。
ホワイトデーが近づき、どうしようかと頭の中はグルグルと混乱します。
結局、ロッテのパイの実をマジックで「義理」を書いて、マドンナの机の中に入れました。硬派を気取ったつもりでしたが、思い返すとなんと恥ずかしい・・・。