【第57回】ムンクの絵と化した緊張時の私・・・の巻

先日、講演会で講師をしました。

数ヶ月前に依頼された時には、軽い気持ちで引き受けてしまいましたが、後になって100人以上が講演を聴きに来ると知り、青ざめてしまった私。
初めての経験なので、さすがの私も、前日の夜には妻心づくしの夕食も喉を通らず、自分の繊細さ(?)に改めて気付かされました。

さて当日。早起きして、トレードマークの坊主を妻にバリカンで刈ってもらい、気合も十分。
せっかくの機会なので、私のカッコイイ姿を撮影してもらうために、前日に三脚も調達し、妻に同行してもらいました。

早めに会場へ行き、準備に悪戦苦闘している私の元へ、珍しくしおらしい態度の妻がやって来て言うには、何とビデオのバッテリーが10分しかないとのこと。

怒るヒマもなく講演会が始まり、無我夢中の90分が過ぎました。
何とか無事に終了し、心地良い疲れにひたりながら、妻に感想を問うと「面白い顔だった」と。
ムッとしながら画像を確認すると、確かに目を見開き、ムンクの絵のような驚いた表情。

一所懸命になると、驚いた顔になるみたいです・・・。

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