【第58回】運動音痴の夫婦から奇跡のアスリート誕生・・・の巻

娘の幼稚園の運動会が終わって1カ月程たちますが、娘は「こんどいつ運動会あるの?」と聞きます。
どうやら運動会が、よほど楽しかったらしいのです。

肥満児で運動音痴だった小学3年生まで、私は運動会は苦手でした。
好きな女の子の前でヨタヨタと走り、ビリになる辛さ悲しさ恥ずかしさ。

運動会が近づくにつれ暗くなる私の気分とは裏腹に、それを楽しみにして盛り上がる家族と親戚一同。
彼ら(特に妹達)の前で醜態をさらすのも嫌だったのです。
妻はそんな私を自意識過剰だと言います。

妻は大人になった今でも運動は苦手なようです。
鉢巻きが上手く結べず、また、とびきりぼんやりした子供時代を過ごした妻は、皇帝の遊具で遊び呆けて、自分の出番を忘れて先生に怒られた経験が一度ならずあるようで、運動会のBGMを聞くと、今でも憂鬱な気分になるそうです。

運動会を楽しみに待ちかねる娘とは対照的に、BGMを聞くのが嫌で暗くなっていった妻・・・。

そんな私達の娘が、これほど運動会が好きになるなんて、まるで奇跡のようです!

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