【第152回】スパルタ母さんもやがて70歳の古稀・・・の巻

たまには母のことを書こうと思います。私の母は昔、中学校の数学の教師だったそうです。ですので私は幼い頃から少なからず『お勉強は大切なんだよ。努力して当たり前なんだよ。』というスタンスで育ったのを覚えています。

私の実家はいわゆる田舎町の路面店で化粧品と文房具を販売しておりました。母は教師を辞めた後、店をきりもりして忙しくしている合間に私の宿題を見てくれたりしていました。しかし、私の生まれながらにしての体育会系の気質はどうやら母から受けついだらしく、母の勉強の教え方はスパルタでした。ある時なんかは、私があまりにも勉強をやる気がなくて、ダラダラしていると、突然ハエたたきで顔面をたたかれたことがあります。逆上した私は母に履いていたスリッパを投げつけました。すると運悪く母の顎にスリッパの固い部分が直撃したらしく、母の顎はみるみる紫色に腫れ上がってしまいました。

そんなこんなありますが、やはり頑張る、歯を食いしばる、夢を実現するというのは母からも多く学んだ気がします。そんな母ももうすぐ70歳。長生きしてね!

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