先日、娘（小学２年生）の宿題で、お父さんにインタビューというものがありました。
お題は「教えてお父さん」。娘の記憶にない思い出を私が話して娘がメモをとる、という今どきの小学生の宿題でございました。
娘が生まれた７年前、私は東京都内で勤務医をしておりました。娘の出産予定日がちょうど日曜日だったことで私は運よく出産に立ち会うことができました。産気づき苦しそうに妻が陣痛と格闘すること8時間後、娘がついにお腹の中から出てきました。御対面時の最初の感想は、チアノーゼの為か血色が良くなく、「うわー、灰色でお地蔵さんみたいな色だなー」でした。しかし１時間ほど経つと顔色も良くなり、私に似ないで、目もクリクリの可愛い赤ちゃんでホッとしました。
１才までは娘の眉間には１センチほどのポチッとした突起があった為、妻は「お釈迦様の生まれ変わりでは？」という程の親バカぶりでした。今ではそのトレードマークだったポッチもすっかり消えてしまい、毎日妻と学校の宿題をやらないことで大騒ぎをしていますが、「あいかわらず可愛いな」と思ってしまう私は未だに親バカです。
