【第212回】苦痛の先にある成長を待つ父子…の巻

「成長痛」という言葉があります。小学生のお子様なんかが手足や身長が伸びるときに感じる痛み。ではなく、大人も子供も精神的に又、肉体的に痛みを感じ、病気ではなくて、私たちが成長する時に感じる痛み。成長痛。うちの5歳の息子。どちらかというと鈍くさい方なのですが、ある小学生のお友達に影響を受けて、かっこよく、早く走れるようになりたいと、ランニングクラブに入会しました。初めて行った日のレッスン。周囲は息子以外全員小学生。それでも私に似て年長だけどほぼ同じ身長の息子は容赦なく小学生たちと一緒にリレーを走らせて頂けました。体力の差は歴然で何度やっても50m近い差をつけられて負けてしまいます。その日の夜息子はうなされて、39度の熱を出した程です。それから4ヵ月、相変わらずビリッけつの息子ですがその差は5m程に近づいています。本当にいつも「がんばれ!」と願い胸が熱くなってきます。遅れの法則といって得たい結果がまだ手に入らない時に苦痛が生まれるそうです。当院ももうすぐ開業10年目。問題もたくさんありますが息子に負けてられないと思う今日この頃。

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