【第126回】でくの坊の「小さな恋の物語」…の巻

たまに患者様から、私と妻のなれそめを訊かれることがあります。そんなわけで、今日は私と妻の小さな恋の物語をお話しましょう…。

私と妻は大学を卒業した後の研修医時代に知り合いました。お互い別の大学でしたが、妻は研修先に大学時代の友人が何人もいたのに比べ、私は一人ぼっち。ようやくできた友人と話していたら、妻がその友人に話しかけ、小心者の私はまたまた一人ぼっち。妻の陽気さを見て、なんて脳天気そうな女性だろう、と私が思う一方で、妻は私のことを、まるで「でくの坊」のようだと思ったそうです。それが出会いでした。一人ぼっちで淋しいのも束の間、若者が何人も集まれば楽しい毎日です。ハードな研修の合間に皆と親交を深めていきました。そんな日々が過ぎ、明るく、そして今ではとても信じられませんが、少々可愛かった妻が気になり始めました。ところが、私のデートの誘いには応じてくれません。妻は志操堅固な女性だったのです。私は猛烈にアタックしました。押したり引いたり…。

なんか書いてて恥ずかしいですね…。続きはまたいずれ!!

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