【第60回】初詣で身重の妻を気遣った優しい私・・・の巻

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

お正月といえば、やはり初詣ですね。

あれは娘が産まれた年のお正月・・・。
妻は2月に出産を控えていたため、遠方の実家には帰らず、こちらで2人きりで過ごすことにしたのです。

紅白歌合戦などを見てから近所の神社へ行きました。
除夜の鐘が響く夜ふけの町を、身重の妻を気遣いながら・・・。

安産などを祈願し、おみくじをひいて、甘酒を飲んだりしながら、舞台で始まった踊りも終盤にさしかかった頃、舞台からお守りの5円玉がばらまかれました。

「きゃあ」と言いながら夢中で拾う妻。
空中でキャッチできないので、人だかりの中、大きなお腹を抱えてしゃがみこんで、地面に落ちたのを拾います。
「よせ!」私の必死の制止を振り切り、蹴られながらも、目の色を変えて拾う妻。

20分後にも、同じようなことが行われると聞き、もう一度参加する!と言いはる妻を、引きずるようにして帰りました。

私の忘れられないお正月の思い出です・・・。

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