【第93回】歯が抜けた娘がせがむケーキの祝宴・・・の巻

ついにその日がやってきました!!一体何かといいますと、娘の前歯がとうとう抜けたのです。5歳の誕生日を迎える数カ月前から下の前歯がグラグラし始め本人もその家族も覚悟はできていました。

毎日ちょっとずつグラグラ度が増してくる娘の前歯。極度に怖がりの娘は、歯が抜けてしまうのが恐ろしいらしく、防衛本能が働いたのか固い物は食べなくなりました。弟の離乳食のように、細かく刻んでくれ、と言うのです。

そんなある日、ファミリーレストランで食事をした時です。「あっない!!」と店内を揺るがす娘の叫び声。固い物を食べなかった娘ですが、「お子様ランチ」についていた大好物のカラアゲは我慢できなかったらしく、思わずかぶりついたら、歯が抜けてしまったのです。

初めて抜けた娘の歯。大事にとっておかなければと捜しても、なかなか見つかりません。飲みこんでしまったかと諦めかけたその時、食べかけのカラアゲに心細く頼りな気にくっついているのを発見。

やっと歯が抜けてフッキレた娘。

大きいお肉と、ろうそくを立てたケーキでお祝いしてくれ。お祝いいつするの ?今でしょとせがむのです・・・。

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