【第162回】全人類の命を救った夢の中の私…の巻

 私は走っていました。一本道をひたすら走っていました。涙がこみ上げながら走っていました。行き先は米軍基地でした。

やっとの思いでたどりつくと、一人の白人男性が私に声をかけてきました。「やあ、君は例の適格者じゃないか」私は答えました。「う、うん。やっぱ乗らないとマズイかな」白人「私だったら後ろ指さされるのは嫌だから乗るかな。でも君の自由だよ。」私「わ、わかったよ。乗るよ」(号泣)。そこで目が覚めました。

すみません。完全に夢オチです。詳細を書きますと、地球に巨大な隕石が落下してきている。衝突した場合、地球上の80%の地域が破滅状態に。隕石の軌道を変えるには、核爆弾を積んだ有人ロケットで隕石に突っこむことが必要。そのパイロットになぜか私が選ばれた。私の命と引き換えに全人類が救われる。昔見た『アルマゲドン』という映画ににストーリーに酷似しておりますが、ご勘弁を。

みなさんなら、もしこんなときどうします?私はなんとか最終的に乗ることを決意できましたが、ずーっと頭の中にあったのは、かわいい娘と息子に会えなくなってしまうことだけでした・・・。

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