【第50回】普通乗用車に憧れたあの頃…の巻

小学2年生の時の父の日に、家族で温泉に行ったのですが、
その温泉旅行の前日、わが家に新しい車が納車されたのです!!

それまでわが家には、商売用のバンしかありませんでした。

私の父は、当時流行っていたマークⅡという車が欲しくて欲しくて仕方がなかったのです。

何回も車屋さんに見に行って購入を決断、ついにマークⅡがわが家にやってきた時の喜び!!
今までバンにしか乗ったことのない家族も、初めての乗用車(?)が嬉しくて仕方がありません。

父の喜びはそれ以上だったのでしょう。
車の座席にかぶせてあるビニールシートは絶対に破くな、と命ぜられました。

普段乗用車に乗るのは初めてだったので、私達はそういうものかと思い、
ビニールシートが破けないように、子供心に気を使いながら車に乗ったものです。

後に、ビニールシートは外すものだと知った時の驚きと恥ずかしさ、おかしさ。

それほどマークⅡを愛した父も今年で72歳。
いつまでも健康で長生きしてね!!

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